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眼科で使う検査機器

 ■ FDTスクリーナー

自動視野計『ハンフリー FDT スクリーナー』とは・・・
  
Frequency Doubling Technology (FDT)

FDT側面 眼科において『視野検査』はとても重要な検査の一つです。しかし検査を受ける側の皆さんにとっては「これほど疲れる検査はない」と思っていらっしゃる方も多いでしょう。この『ハンフリー FDT スクリーナー』という器械の特徴は何と言っても検査が短時間だということです。通常片眼で1〜2分程度(精密検査の場合は4〜5分)で済みます。

 当院では視野の検査を主に3つの方法(機器)で行っています。まず1つ目は器械を使わないオーソドックスな検査法で,検査員がフリーハンドで指標(細い棒の先に付いている小さな白い時には赤い)を眼の前約30cmの所で動かし,その指標が見えたら声で応答していただく検査です。両眼の検査で30分程度かかるため少々つらい検査です。2つ目は『ハンフリー・フィールドアナライザー HFA II 740』という器械を使った検査で,半球状のドームに次々に映される小さな白い点が見えたらボタンを押して応答していただく検査で暗い暗室で行います。検査の種類にもよりますが両眼で約15〜20分かかります。3つ目がこの『ハンフリー FDT スクリーナー』です。

 この視野計は早いだけではありません。視機能障害を調べる検査の一つが視野検査ですが,眼の神経には大きく分けて色・形・視力にかかわる細胞と,物の動き・ちらつきなどにかかわる細胞があります。この視野計は眼の神経の中で"ちらつき"きに反応する神経細胞を主に調べます。これにより視野欠損などの障害を短時間で検査することができます。


『ハンフリー FDT スクリーナー』検査の実際

FDT まず器械の前の椅子に座って『応答ボタン』を持っていただきます。次に,姿勢が楽な高さになるように器械を調整いたします。額当てに額を付けて下さい。

 中の四角な白い画面を覗いて下さい。中央に黒い点が一つありますので,それを見ていていただきます。画面のあちこちで時々"ブルブル揺れる"あるいは"チラチラ震える"のが解りましたら手に持っているボタンを押して下さい。(揺れ・ちらつきは小さく揺れるなものや大きく震えるものが有り,全てが認識できるとは限りません)

 大切なのは白い画面中央の黒い点をじっと見ていていただく事です。この器械の難点は『応答ボタン』を押した時の感触がほとんど無いということですが,確実にしっかり押して下さい。

(実際に検査を受けられる時に少しでも不明なことがありましたら,納得の行くまで検査員におたずね下さい)


覗くと↓このように見えます ※縦縞模様は実際には振動しているように揺れて見えます
FDT画面

覗いたらまず,白い画面の四隅が見えることを確認して下さい。すでに画面のあちらこちらでチラチラ縦縞の模様が揺れいるはずですので,練習のつもりで手に持ったポタンを押してみましょう。(押したらすぐに離して下さい)

しばらく練習したらそのまま検査に入りますので中心にある黒い点から眼を離さないようにしましょう。周辺で(時には中心で)チラチラ揺れる縞模様のようなものが動いたのがわかったらボタンを押して下さい。

決して全てのチラつきが見えるとは限りません。落ち着いて確実にボタンを押しましょう。


参考資料:ハンフリー FDTスクリーナー実例集(カールツァイス株式会社)
    : FDT Visual Field Instrument USE'S GUIDE(HUMPHREY INSTRUMENTS)

作成:1999.7.2 改訂:2001.11.21

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